VSCode タブ関係のカスタマイズ

この前下の記事を書いた。ついでにやってみたらよかった、タブに関する設定いろいろを紹介。

VSCode ターミナルやサイドバー移動もキーボードだけでできる - No Solution for Life

常に新しいタブで開くようにする

VSCode でサイドバー(Explorer)のファイルを開くと、まずプレビューとして表示される。その状態で次のファイルをクリックすると、同じタブでまたプレビューされる。プレビューは、そこで編集するか、タブをダブルクリックすると通常のタブになる。ファイルを開いたつもりが、新しいタブができたりできなかったりする(と思っていた)理由がこれだった。

個人的には毎回新しいタブができる方が好みなので、設定を変更した。

cmd + , で「設定」を開く。

workbench enable previewで検索。

以下の2項目のチェックを外す。

  • Workbench › Editor: Enable Preview
  • Workbench › Editor: Enable Preview From Quick Open

f:id:masuyama13:20200802225342p:plain

settings.json に書き込む場合:

    "workbench.editor.enablePreview": false,
    "workbench.editor.enablePreviewFromQuickOpen": false

(参考)[VS Codeでファイルを常に新しいエディタに開くには:Visual Studio Code TIPS - @IT

タブのサイズ

多くのファイルを同時に開いていると、タブが収まりきれなくなって横にスクロールしないといけなくなる。これを、全てのタブが見えるように変更。

cmd + , で「設定」を開く。

tab sizing で検索。Workbench › Editor: Tab Sizing という項目。

デフォルト(fit)では、ファイル名が完全表示になり、すぐに画面に収まりきれなくなる。

f:id:masuyama13:20200801122311p:plain

shrink にすると、全てのファイルを画面内に表示できる(代わりにファイル名が途中で切れる)。

f:id:masuyama13:20200801122258p:plain

settings.json に書き込む場合:

    "workbench.editor.tabSizing": "shrink"

新しいタブの位置

新しいファイルを開いたときに、自分の思ったところにタブが挿入されないのが気になっていた。デフォルトでは、現在のタブの右隣に開く。これを、常に末尾(一番右)に開くように変更。

cmd + , で「設定」を開く。

open positioning で検索。

f:id:masuyama13:20200801120808p:plain

lastにすれば一番右側に開くようになる。そのほか、first:一番左、right:現在のタブの右(デフォルト)、left:現在のタブの左が選択できる。

settings.json に書き込む場合:

    "workbench.editor.openPositioning": "last"

この辺は Software Design (ソフトウェアデザイン) 2020年8月号 [雑誌] を参考にした。もっといろいろ載ってるので読んでみては。