フィヨルドブートキャンプ 300 日目

bootcamp.fjord.jp

2019年12月1日から始めたフィヨルドブートキャンプ。今日で 300 日になった。ブログ毎日更新は 166 日目。当初の予定ではとっくに卒業できているはずだったが、900時間以上勉強して、ようやくあと少しでスクラム開発というところまできた。

600時間までの経過は以前書いたので、今回は600〜900時間の間にどういうことを勉強したのか、簡単にまとめてみる。

masuyama13.hatenablog.com

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学習してきたこと

学習時間はカリキュラムに沿った学習をした時間で、LT 会の準備や勉強会参加、ブログを書く時間などは含めていない。

601〜700時間(7月)

Rails アプリ作成。以下の機能を一つずつ実装し、GitHub 上でプルリクエストを作り、現役プログラマのメンターにレビューしてもらう。

  • i18n を使って日本語対応
  • kaminari でページング
  • devise でユーザー認証
  • omniouth で GitHub 認証

OAuth や omniouth が特に難しくていろいろな人に教えてもらった。

毎日たくさんのプルリクエストを見なければならないレビュアーがレビューしやすいプルリクエストの書き方も勉強。個人的に Progate の Rails コースもやった。

701〜800時間(7〜8月)

引き続き Rails アプリ作成。

  • ActiveStorage で画像アップロード機能
  • ユーザーフォロー機能
  • コメント機能(ポリモーフィック関連)

(関連記事)

自動テストについて学ぶ。

はじめて学ぶソフトウェアのテスト技法 を読む。TDD について twada さんの動画などを見る。

Ruby 標準のテスティングフレームワーク test/unit を学ぶ。

ここまでに作った Rails アプリにモデルテスト、システムテストを書く。メンターにレビューしてもらう。

(関連記事)

801〜900時間(9月)

オブジェクト指向プログラミング。Gem のコードや本などを読む。

前に自分が書いた Ruby のコードをオブジェクト指向に書き直す。メンターにレビューしてもらう。

ここでスランプに陥って約 2 週間ストップ。カリキュラムは進められなかったが、毎日のブログ更新のほか勉強会参加などは続けていた。

(番外編)LT 会を主催した。「初めてのLT会 Vol.4」開催 - No Solution for Life

JavaScript 入門。個人的に Progate で JavaScript コースもやった。

  • FizzBuzz 問題
  • ESLint 導入
  • カレンダーコマンド作成
  • クラスを使ってコマンドラインのメモアプリ作成
  • 非同期処理
  • オリジナルの npm を作成して公開

Vue.js の基本を学ぶ。ToDo リストのアプリ作成。ずっと前に買っていた Udemy のコースもやった。Software Design (ソフトウェアデザイン) 2020年9月号 [雑誌] を読んだ(まだ途中)。

Vue CLI。メモアプリ(SPA版)作成。今ここ!

その後の予定

アジャイル開発、スクラムについて勉強して自分の言葉でまとめる。

ユーザーとしてずっと使ってきたブートキャンプアプリの開発に参加する。

自作アプリを作る。

振り返ってみて思うこと

フィヨルドブートキャンプは参加したい人はどんな人でも参加できる一方、卒業するのは難しく、感覚的には5人に1人くらいらしい。

分類としては「プログラミングスクール」なのだろうが、動画などの教材が用意してあってそれ通りにすればいいような課題は一つもないので、「スクール」という言葉には若干違和感がある。

たとえば、今日までやっていた「Vue.js の基本」の項目の終了条件は以下。

Vue.jsを使ってToDoリストのアプリを作ろう。
HTML, CSS, JSだけを使って作り、データはLocalStorageに保存する。

ほかには、公式サイトや書籍などのリンクが3つ張ってあるだけだ。

Vue.js って JavaScriptフレームワークの名前ということは知ってるけど中身のこと全く知らないし、LocalStorage って何?という状態、つまりゼロから自分で調べていくしかない。参考資料を読んでもわからないときは、自主的に本やWeb上のコンテンツを併用したりすることも必要だ。人によっては心が折れるだろう。

でも、こうやっていろんな課題について自分一人で調べるところから、コードにして、レビューしてもらうところまで何度も何度もやるからこそ力がつくのかなと思う。

もちろん、いつでも質問できるようになっていることと、先にクリアした方々がヒント満載の日報を残してくれているので、困り果てるようなことはない。…いや、なくはないが、毎日オンラインで質問できる時間なども用意されていて、なんとか乗り越えられるだろう、と言う方が正しい。ただ、合う合わないはありそう。苦しいのは事実。

去年の12月から気づけば10ヶ月。何度もつまずいたが、一度もプログラミングが嫌になったり、プログラマという夢を諦めそうになったりしたことはない。それだけが、自分がプログラマに向いていると思える根拠。

あと少し、頑張って卒業してプログラマになる。