Progateやpaiza、AtCoderなどで基本的なコードの書き方は分かったけど、実際Rubyはどうやって動かすの?ということで、そこら辺を簡単に説明していきます。
開発にはMacがいいらしい
プログラマといえばMacというイメージがあります。ただのかっこつけかと思っていたらきちんと理由がありました!(すみません…)
MacのOSは、いろいろなコンピュータに影響を与えたUNIX(ユニックス)というOSがベースになっていて、また、サーバーとしてよく使われるLinux(リナックス)もUnix互換OSのため、相性がよく開発に向いているのです。性能がよくてかっこいいだけじゃないんですね。
私はMacBook Pro 13インチとWindows10(Dell、13インチ)を持っていますが、Rubyは基本的にMacでやっているので、Macの説明だけになります。
Rubyのバージョンを確認する
Macには最初からRubyが入っているので、すぐに動かすことができます。一応確認してみましょう。
Launchpadからターミナルを起動(自分の場合は「その他」の中に入っていました)
こんな感じの画面が立ち上がります。白い画面だったり文字の色が違ったりするかもしれません。
$
マークの後ろに入力することができます。次のように入力してみます。
$ ruby -v # ruby -v と入力してエンターキーを押す ruby 2.7.0p0 (2019-12-25 revision 647ee6f091) [x86_64-darwin19] # Macに入っているRubyのバージョンが表示される
(注:#〜
は説明なので入力はしない)
数字は違うと思いますが、ruby 2.x.x...
みたいな表示がされれば、その数字のバージョンのRubyが入っているということです。
MacでRubyを動かす
では、ターミナルでRubyを動かしてみましょう!
Rubyのプログラムを1行ずつ実行できるirb
というのがあります。
はじめに irb
と入力。
$ irb # irb と入力してエンターキー irb(main):001:0> # こんな行が表示されます
すると、Rubyのコードを書くことができるようになります。
1 + 2
と入力してみます。入力後はエンターキーを押します(以降省略)。
irb(main):001:0> 1 + 2 => 3
変数も使用できます。
> a = 2 > b = 3 > a + b => 5
Rubyを動かせました!
プログラムを途中で強制終了するには、キーボードでcontrol
+ C
。ミスなどで変なコードを入れてしまって応答がない…というときのために覚えておいた方がいいです。
irb
を終了させるときは、exit
と入力してエンターキー。
ターミナルはそのまま閉じて構いません。
プログラムのファイルを作って動かす方法は、次回やっていきたいと思います。