10月24日、オンラインで開催された フィヨルドブートキャンプ の「初めてのLT会 Vol.5」に参加。今回は聞く側での参加。ツールは Remo で、参加者は約35人。
「フィヨルドブートキャンプの歩み方」をテーマに、7人の受講生が発表。刺さる発表ばかりで感動。こんな素晴らしいイベントをありがとうございました。
- 「バグ報告テンプレートの活用」
- 「心が完全に折れた僕がモチベーションを取り戻した方法」
- 「早起きは三文の徳!」
- 「Rubyのエラーをちょっと整理」
- 「How to question on Fjord bootcamp」
- 「初心者こそ!RubyMineで始めよう!」
- 「A way of walking "fjordbootcamp" as RPG」
「バグ報告テンプレートの活用」
@mh さんの発表。
感想
普段はモバイルエンジニアをされている mh さん。フィヨルドブートキャンプに参加してちょうど1年。毎日生やした日報の草が満開になったそうでおめでたい!
バグ報告テンプレート、初めて知った。Rails の issue 提出時に使うバグ再現用のスクリプトファイルだが、ポリモーフィック関連などの学習で検証ツールとして使えるとのこと。使いこなしたらかなり便利そう。「問題を小さく切り分ける」の、大事〜
「心が完全に折れた僕がモチベーションを取り戻した方法」
@R-Tsukada さんの発表。
感想
この発表を聞いて、…泣いた。あまりにも共感ポイントが多すぎて…!(元々涙もろい)
私は自分のことをポジティブだと思っているが、「他人と比較して自信がなくなっていった」のは全く同じ。「証明マインドセット」、まさに自分のことを言われているよう。
「人と比べないようにしよう」というのは少し前から心がけているが、簡単ではない。それから、なぜ気軽に質問できないのか、なかなか言語化できなかった部分がわかった。
助けを求めることができない
→ ミスすることを恐れ、自分にはできないということが他人にも伝わってしまうことが怖い
プログラミングに関しては完全に初心者なのでプライドなんてないつもりだが、書かれていた通りだった。できない自分を見せるのが恥ずかしいという思いがどこかにあるのだろう。紹介されていた本はその場でポチり。
- 作者:アンジェラ・ダックワース
- 発売日: 2016/09/12
- メディア: Kindle版
自分と同じことで同じように苦しんだ人の話だから刺さりすぎた。この間卒業生の方もおっしゃっていたが、「できない」ことを「自分には能力・センスがない」とアイデンティティと結びつけないことが大事。「客観的視点」を持っていきたい。意識するだけじゃなくて、まずはきちんと「分析」しないと。
「早起きは三文の徳!」
@Ago さんの発表。
感想
早起きは自分の苦手分野。最近特に生活が不規則になりがちだったので興味深いテーマだった。
機能が少なめのスマートウォッチ、よさそう。とりあえずほしい物リストに入れたので、いろいろ見てみよう。
起床後のルーティン、今の自分には「読書」がよさそう。読みたい本いっぱいあるし、朝はインプットに最適とのこと。とりあえず今までより1時間ぐらい早起き、やってみようかな。
「Rubyのエラーをちょっと整理」
@universato さんの発表。
感想
エラー文、最初の頃全然意味がわからず怖かったのでありがたい内容。よく出るエラーには慣れてきたけど、きちんと読んでいない部分もあったので勉強になった。
ハッシュをブロックと勘違いされるやつ(p { }
)、この前ハマりかけた。
coerce
初めて聞いた。面白い。
Numeric#coerce (Ruby 2.7.0 リファレンスマニュアル)
「How to question on Fjord bootcamp」
@ksmxxxxxx さんの発表。
感想
フィヨルドブートキャンプでは、質問する手段として、Webアプリ上の Q&A、Slack、質問・雑談タイム(毎日1時間、出入り自由のビデオチャット)がある。その使い分け方やテキスト・非同期コミュニケーションで気をつけることについて。
ksmxxxxxx さんはデザイナーとして経験が長いためか Web でのコミュニケーション能力が高いなぁと思って見ていたので、知見を共有してもらえてありがたい!すぐに生かせることばかり。
『Team Geek』は前からほしい物リストに入れているけど、kindle 版がないため購入を躊躇していた。とりあえず買おう。
Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか
- 作者:Brian W. Fitzpatrick,Ben Collins-Sussman
- 発売日: 2013/07/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
「初心者こそ!RubyMineで始めよう!」
@ikumatdkr さんの発表。
感想
特にコードジャンプが便利そうということで気にはなっていた RubyMine。前検討したとき、年2万円以上もすると思って諦めたのだが、勘違いだった。個人利用なら 1年目 10,300円、2年目 8,200円、3年目 6,200円。前見たのは法人利用の料金だった。
発表を聞いていたら、コードジャンプ以外にもいろいろと便利そう。リファクタリングができる!?
ということで、買った!!
料金以外にも、RubyMine より VSCode のデザインが全体的に好みだったこともあったのだが 、プラグインでテーマを変えてフォントも調整していったらそこそこいい感じになった。
コードジャンプを軽く試してみたら、やっぱり便利すぎる…!VSCode では飛べないところにも飛べた。早く使いこなしたい。
「A way of walking "fjordbootcamp" as RPG」
@mkmy1123 さんの発表。
感想
フィヨルドブートキャンプを RPG にたとえて、攻略ポイントを紹介。ドラクエ好きからするとたとえがぴったりはまっていてわかりやすく、共感ポイントもたくさん。
最後のページで本日二度目の涙…。今スライドを見返しても涙は出ないのだけど、それだけ発表が素晴らしかったんだと思う。
一人じゃボスは倒せない。@R-Tsukada さんのテーマとも重なるが、「本当の敵は自分のみ、周りと比べなくていい」、「客観視する」など、この攻略本、ゲーム序盤の頃の自分に見せたい!