やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
- 作者:アンジェラ・ダックワース,神崎 朗子
- 発売日: 2019/09/06
- メディア: Audible版
どんな本か
IQでも才能でもない、成功に必要な第3の要素とは? 全米社会に絶大な影響を与えた成功と目標達成の画期的な理論! 人生の成否を決定づける「やり抜く力」について、自分での身につけ方から、子どもなど他人の「やり抜く力」を伸ばす方法まで徹底的に明らかにする。これまでのあらゆる常識がくつがえる衝撃の一冊!
Amazon.co.jp より
なぜ読んだのか
先日のLT会で紹介されていて、そのLTに感動したので、読んでみた。
大事だと思ったことをメモ
- 「やり抜く力」とは、「情熱」と「粘り強さ」
- 「情熱」とは、ひとつのことに専念すること
- 偉大な人とふつうの人の決定的なちがいは「動機の持続性」
- 「情熱」と「粘り強さ」と似ている
- 「やり抜く力」を強くする4ステップ
- 興味
- 練習
- 目的
- 希望
- エキスパートになるためには、「意図的な練習」が必要
- 「情熱」の源は「興味」と「目的」
- 「これは人の役に立っている」と考える
- 幸福になる方法は「快楽を追うこと」と「目的」を追うこと
- レンガ職人の話
- 「なにをしているんですか?」
- 「レンガを積んでるんだよ」 → 仕事
- 「教会をつくっているんだ」 → キャリア
- 「歴史に残る大聖堂を造っているんだ」 → 天職
- 職種による違いはない
- 自分がどうとらえるか
- 「なにをしているんですか?」
- 「大きな目的」のためなら、人は粘り強く頑張れる
- 「楽観主義者」は無力感を乗り越えられる
- 「やり抜く力」は伸ばせる
所感
レンガ職人の話が印象的で、でもどっかで聞いたことあるような…と考えていたら、思い出した。
「角谷トーク」 で何度も出てきた文。
よく似た話だ。『達人プログラマー』も読みたい。
自分が何のためにそれをやるのか、常に目的や問題の全体像を考える、または意識することが大切だということだと思う。
“「才能」は、努力によってスキルが上達する速さのこと” と書かれていたが、結局は努力しなければ才能は花開かないということで、努力を続けられることが一番大事。
努力を続けるためには、興味と目的を持って取り組むこと。
好きなものがあるというのは、それだけで強みになるのかもしれない。
あと自分は元々楽観的なタイプなので、そこはよかった。
好きなことを仕事にできるように、頑張ろう。