初めて作るLT用スライド1(Mac)の続き。Keynote の話。
コードの貼り方
エディタからコピー&ペースト
コードは、VSCode などのエディタからコピー&ペーストできる。
VSCode 上でコピーしたコードを、テキストボックスなどにペースト。
自分の場合、ペーストしたコードに VSCode の背景色がついてしまった。VSCode 自体の色を変更しておくとかいろいろ方法はあるだろうが、たとえば以下のようにすると、テキストボックスの背景を同じ色で塗りつぶすことができる。
フォントサイズを大きくしたり行間を調整したりすれば見やすくなる。
スクリーンショットでも貼れるが…
ちなみに6月にはうまくできずに VSCode のスクリーンショットを使用(下の画像)。スクリーンショットを貼り付けてから、Keynote 上で図形や吹き出し・文字を追加した。スクリーンショットだと余白や文字の大きさの調整が難しかった。
VSCode デフォルトのフォントは Menlo という。Keynote で使えるので、覚えておくといいかもしれない。このフォントを使うだけで、コードっぽくなる。
図形を描くとき知っておくと便利なこと
こんな感じの図は、全部 Keynote の「図形」を使って描いている。特に難しい技などはないが、よく使うものを紹介。基本的に Microsoft Word や Excel で図形を描くのと同じような感じ。
画像の重なり順変更
相対的な位置調整
図形などを複数選択すると、Touch Bar にこのような表示が出る。Illustrator のように中央揃えや左右揃えなどが簡単にできる。
画像の複数選択は、command(または shift)+ クリック か、マウスで範囲選択。
グループ化
「複数選択 => 右クリック => グループ」でグループ化しておくと、図形を動かしたりアニメーションをつけたりするとき便利。
不透明度
図形などを透過させることができる。上の git reset HEAD~
のスライドの「取り消す」部分など、多用している。
その他個人的なこだわり
スライドを作るときに気をつけていること。個人的な考えに過ぎず、こうすべきだと主張するつもりはない。
色を使いすぎない
白黒以外に、使う色は基本3色までにしている(コード部分は除く)。
メインカラー、強調したいところに使う色(メインカラーの補色的な色)、赤。これ以外にモノクロ系(白・黒・グレー)があれば足りなくなることはない。
色をたくさん使うと、すべてが目立たなくなって逆効果だと考えている。
真っ白(#FFFFFF)・真っ黒(#000000)を多用しない
白背景に黒文字、黒背景に白文字というのは無難な気がするが、コントラストが強すぎるので使わないようにしている。スクリーンに映し出すのではなく、画面を直接共有する昨今の情勢においては特に。
下の Git のスライドは、白背景(#FFFFFF)のときも黒背景(#222222)のときも、基本の文字色はグレーだ(デフォルトがグレーだったのでそのままでもよかったのだが、明るさを変更したところもある)。
ここぞというところの文字に #FFFFFF や #000000 を使うと、色数を増やさずに目立たせることもできる。
Keynote に入っているテーマは、自分が見た限りではいい感じの色になっていることが多く、どちらかといえばコントラストが低すぎるくらいに感じた。それがおしゃれに見えるポイントなのだろうが、相手の環境によって見え方も違う場合があるので、コントラストが低すぎると思ったところは適宜変更して使っている。