大人の勉強法について考えた

学生の頃の勉強といえば、覚えるものだった。覚えなければテストで点数が取れないので、きちんと理解して覚えるようにしていた。

大人の勉強は覚えることが最終目標ではないと気づいたのが自分はかなり遅かったので、ブログに書いておくことにした。ここでいう大人の勉強というのは、プログラミングとかその周辺の話。

大人の勉強の目的は未来の自分へのカンニングペーパーを作ること

Webエンジニアが仕事をするときを考えてみると、学生の頃と違ってググってOK、カンニングし放題なので、仕事に生かすための勉強をするのであれば、一度理解したことをいかに早く正確に思い出せるようにしておくか、が一番重要だと思う。

つまり、大人の勉強とは、対象を理解した後に未来の自分へのカンニングペーパーを作ること、そして必要なときにすぐにそれを出せるよう整理しておくことだと思うに至った。

未来の自分を信用しないことも大事で、「さすがにこれぐらいは覚えていられるだろう」というような基本的なことも、迷ったら書いておいた方がいい。その後学んだ他の言語とごっちゃになってわからなくなってしまうかもしれないから(経験談)。

個人的にScrapboxはおすすめ

メモツールはいろいろあるので何でもいいと思う。自分が愛用しているのは Scrapbox

scrapbox.io

フォルダ分けがなく階層構造を持たないことや見出しなどが作れないことにはじめはびっくりしたが、これが非常に使いやすい。書き出すまでの時間がゼロ。そして検索やページ間リンクもしやすい。もっと早く使っとけばよかった!と思っている。そういえば前にも書いた気がする。

masuyama13.hatenablog.com

書くハードルが低すぎる分、後から見ると意味不明になってることもあるけど、なんかの拍子にそういうのを見つけて修正したりするのも面白い。

公開プロジェクトにしておけば共有も楽だし、意外な場面で話題になったりすることも?

最近は技術的なことに限らず、何でも放り込んでいる。

タブ開きすぎ症候群にも効くかも

それから、自分の場合は、Scrapbox を使い始めてから、「気づいたらブラウザのタブを大量に開きっぱなしにしてしまう問題」も解決した。後から見返したいようなページであれば Scrapbox にリンクを張ったり必要な部分をメモしたりすることで、また見る「かもしれない」タブを閉じることができる(検索で上位に来ない公式ドキュメントのページなど)。検索すればすぐにたどり着けるようなページならそこまでしなくてもいい。

情報の粒度みたいなところも気にしなくていいからいいのかもしれない。ほんのちょっとしたメモからブログみたいな長文まで、内容も問わず何でも放り込めるところが好き。

こういうの(WebページをMacアプリっぽくする - masuyama's notes)を使うと、アプリっぽく使うこともできたりする。

今のところ、自分にとって Scrapbox 最強。これがないと多分何もできない人になりつつある。(バックアップ取っとかないと…)

masuyama's notes

間違いを見つけたら教えてください〜